犬が欲しいと思うとき
ポッドキャストの番組で「いつもここから」さんが話題にしていたのだが、例の「がけっぷち犬」には兄弟がいたそうである。しかも同じように「がけっぷち」にいたところを助けられたのだという。この「がけっぷち犬」とその兄弟らしき犬の飼い主が募集され、大勢の人が殺到したそうだ。これらの多くは、TVで有名になった元祖「がけっぷち犬」を目当てにやってきた人々であり、同じ境遇にいたにもかかわらず、TVに出ることもなく無名だった兄弟?犬には、わずかな応募者があったのみだったという。いったい何を動機に犬を飼いたいのか、という人間の真理がよく現れたエピソードだと思う。
愛犬の友で挿絵を担当している「首輪物語」にも、こんな人物が登場する。犬の容姿や希少価値を自分のステータスに加えたいと願う人は確かに居る。そういう人にとって犬や猫その他のペットは、替えのきく「アクセサリー」であって、あくまで「所有物」として扱われ、それために動物たちに不幸をもたらすこともある。そもそもが、生き物を「モノ」扱いすることに大きな過ちがあることは疑いない・・・といいたいところだが、悲しいかな日本の法律では、犬や猫が「器物」として扱われているそうである。
![]() 犬はペットである以上、人間側のルールに従う必要がある。しかし犬を飼うことの意識の低い人にとっては単なる所有物であり、一方的な溺愛あるいは虐待の対象としてしまう場合がある。そういう人たちにとって、馴致という形で適切に犬をコントロールする、ということ自体が想像できない場合があるようだ。
->>「首輪物語SP・わが家の一員 vol.5」掲載の
「愛犬の友」5月号は発売中です。ぜひご一読を。 |




